強豪・青森山田高校で1年生から主力として活躍している藤原優大選手。
2年生の現在は主にセンターバックとしてプレーしていますが、ボランチやシャドーとしてもプレーすることができるユーティリティーな選手です。
将来は日本代表や海外を舞台に活躍すること間違いなし!
今回はそんな藤原選手についてまとめてみました。
高校サッカー選手権 3回戦
青森山田高校
No.5 藤原優大 (2年生)
U-17日本代表#青森山田#藤原優大 pic.twitter.com/mqfZYfdU7S— SHUNTA (@shunta_yfm05) 2020年1月3日
プロフィール
名前:藤原 優大(ふじわら ゆうだい)
生年月日:2002年6月29日
出身:青森県弘前市
身長:181cm
体重:71kg
ポジション:センターバック、ボランチ、攻撃的MF、シャドー
経歴:青森山田中学校→青森山田高校
小学校時代
小学校時代、藤原選手は地元・弘前市にあるリベロ津軽SCに所属。
リベロ津軽SCはリベロスポーツクラブが運営するサッカーチームです。
藤原選手は6年生の時には、チームのキャプテンを務め、全国大会である全日本少年サッカー大会にも出場しています。
中学時代
小学校卒業後から、中高一貫校の青森山田中学に進学。
進学の際には、地元(青森県弘前市)のチームと青森山田中学との2つで悩みましたが、
「地元(青森県弘前市)のチームと青森山田中との2つの選択肢がありました。地元のチームは小学時代に全国大会に出ていて、良い仲間もいてここで戦っていけるなと思っていました。でも、正直なところ、全国大会に出場ことが目標になっていたので、青森山田中なら全国優勝を目指せると思い、決断して青森山田に来ました」
ただ“全国大会に出場する”だけでは満足することなく、“全国大会で優勝する”ために、青森山田を選んだんですね!
実際、藤原選手が在籍した2015年から2017年まで、青森山田中学校は全国中学サッカー大会で3連覇(チームとしては4連覇)を達成しています。
藤原選手がいつからレギュラーだったのか、ちょっとわかりませんでしたが、中学2年生の時には全国中学サッカー大会で3試合連続ゴールと大活躍し、優勝に大きく貢献しています。
【写真特集】[全中]青森山田ボランチ藤原優大が3戦連発!準決勝、決勝で決勝点(4枚) https://t.co/puyglRXwBI #gekisaka pic.twitter.com/y5601XNShi
— ゲキサカ (@gekisaka) 2016年8月26日
さらに中学3年生の時には今度はキャプテンとして、日本一を達成しました。
高校時代
高校進学後は持ち前のユーティリティー性を活かして、1年生から試合に出場します。
1年冬の選手権では、すべて途中出場ながら全5試合でピッチに立ち、中学に続いての全国制覇を経験しました。
2年生からはセンターバックのレギュラーを獲得。
2年次のインターハイはPK戦の末、3回戦で敗れたものの、高円宮杯JFA U-18サッカープレミアリーグでは優勝を果たしています。
高校同期のチームメイトには、高校選手権得点王候補の安斎颯馬選手らがいます。
安斎颯馬選手についてはこちらを→安斎颯馬(青森山田)はFC東京U-15深川出身!進路は早稲田大学?プロ内定?
プレースタイル
藤原選手はセンターバック、ボランチ、攻撃的MFなどを複数のポジションを高いレベルでこなせる選手です。
特にヘディングとカバーリングに優れています。
高校1年生まではボランチとしてプレーすることが多かったですが、高校2年生から主にセンターバックとしてプレー。
青森山田の黒田剛監督は
「本当はボランチをやらせたいんだけど、他にいないから」
「(最終ラインに)藤原がいると安定する。高さもあって、足下も巧く、1対1も強いから」
と絶大な信頼を寄せています。
また、黒田監督いわく“図太い性格”らしく、チームではPKのキッカーも任されています。
弟
藤原選手の3歳下の弟・藤原大弥選手も現在、青森山田中学に所属するサッカー選手です。
ポジションはボランチ。
リベロ津軽でプレーした後、兄の背中を追って、青森山田中学へと進学しました。
進路
現在2年生の藤原選手。
まだ、高校卒業後の進路は決まっていません。
しかし、主力選手は毎年Jリーグ入りを果たしている青森山田ですので、高卒でのJリーグ入りは間違いないと思われます。
本人の将来の夢はもちろんプロ入りです。
しかし、ただプロに入るだけではなくて
「プロサッカー選手になるのが夢じゃなくて、プロサッカー選手になって活躍するのが夢です」
とコメントされています。
このあたりの考え方は“全国大会に出場する”だけではなく、“全国大会で優勝する”ために青森山田中学に進学を決めた小学生の頃と変わってない気がしますね。
※追記 高校卒業後は浦和レッズに入団することが内定しました。
まとめ
個人的には2020年度の高校サッカー界の中心となるのは昌平高校の須藤直輝選手と藤原優大選手の2人だと思います。
この二人は2年冬の選手権大会の準々決勝で対戦するんですよね。
果たしてどちらが勝つのか!?
今年の高校サッカー界を占う上でもとても楽しみな試合になると思います。
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