2020年箱根駅伝の10区で区間新記録を樹立した創価大学の嶋津雄大選手。
嶋津選手は、失明の恐れのある難病を抱えながらの快走でした。
個人的には今年の箱根駅伝のMVPをあげたい選手でしたね!
嶋津選手について調べてみると、病気を抱えている以外にもいろいろ凄すぎる人物だということがわかりました。
今回は、今後いろいろな方面で注目を集めそうな嶋津選手についてまとめてみました。
【 #箱根駅伝 】復路
10区 16.5キロ過ぎ
嶋津雄大 選手(創価大) pic.twitter.com/PPDyoSaexx
— ▽ みさと (@run_nur07) 2020年1月3日
プロフィール
名前:嶋津 雄大(しまづ ゆうだい)
生年月日:2000年3月28日
出身:東京都町田市
身長:170cm
体重:55.5kg
家族:父、母、姉、兄
趣味:音楽、アニメ鑑賞
好きなタレント:南條愛乃
座右の銘:『気分さえ上がれば大抵のことはうまくいく』
経歴:町田市立堺中学校→東京都立若葉総合高校→創価大学
小中学時代
嶋津選手は小学4~6年生の頃に出場した地域のマラソン大会で、ゴール後に両親から褒められ
「陸上って楽しい」
と感じたことがきっかけで、中学入学後から本格的に陸上を始めました。
高校時代
中学卒業後は都立若葉総合高校に進学。
高校2年生と3年生の時に都駅伝1区で2年連続区間賞を獲得しています。
また、個人種目でも3年時には5000メートルでインターハイに出場。
その他にも、青梅マラソン・10キロ男子高校生の部で優勝をしています。
高校時代から活躍していた嶋津選手の下には、大学進学時に15以上の大学からオファーがあったそうです。
嶋津選手はその中から、創価大学を選び、進学しました。
大学時代
大学では、チームとしては3年ぶりの出場となった2年生の箱根駅伝で大学三大駅伝(出雲駅伝、全日本大学駅伝、箱根駅伝)デビュー!
最終10区を任されると、区間記録を更新する走りで、創価大初のシード権獲得に貢献しました。
出走直後のインタビューでは
「病気や障害などで一歩踏み出せない人に勇気を与える走りができたと思う」
と感動のコメント!
創価大の嶋津くん区間新記録のインタビュー! #箱根駅伝 #創価大学 pic.twitter.com/lQVgkRLIyk
— アフロ (@aflomax) 2020年1月3日
シューズ
今年の箱根駅伝ではナイキの厚底シューズ・ヴェイパーフライの効果で、全10区間のうち、7区間で区間新記録が出る高速レースでした。
実に箱根駅伝に出場した選手のうち85%がナイキのシューズを履いていました。
そんな中、嶋津選手は区間新記録を樹立した選手の中で唯一、ミズノのシューズを履いていたんですよね。
これはかっこよすぎます!
結局どんないい靴を履いても、走るのは人!
嶋津選手にはかなわない、ということですからね。
創価大学の嶋津選手のシューズ評
やはり、フィーリングかあるんだね。
NIKEさんは 「厚底が箱根区間全制覇」
なんて、広告考えてたと思うんです。
そこを、嶋津選手が突き破った!可哀想なのは…adidasさん#嶋津雄大 #箱根駅伝 pic.twitter.com/BNjJSxjpiB
— けん🍭 (@422Otome) 2020年1月3日
嶋津選手が履いていた真っ白なシューズは、おそらくミズノのWAVE DUEL GTZのプロトタイプではないかと思われます。
このシューズはヴェイパーフライと同じくソールに高反発なプレートが入っています。
※ナイキのシューズは厚底ばかり注目されていますが、速く走れる本当の理由はカーボンプレートがはいっているからなんですよね。
WAVE DUEL GTZはヴェイパーフライよりお値段も手ごろですし、市民ランナーにもお勧めです。
嶋津選手の活躍には箱根駅伝のスポンサーの一つでもあるミズノの関係者も安心されたんではないでしょうか。
今大会は、まるでミズノがお金を出してナイキのシューズの宣伝をしているみたいな大会でしたから。
来年の箱根では嶋津選手効果で履く人が増えるといいですね。
網膜色素変性症
嶋津選手は生まれつき「網膜色素変性症」という難病を抱えています。
この病気は周囲が暗くなると「上映中の映画館」のように見えにくくなる病気です。
強い紫外線も視力を妨げるため、レースでは帽子が手放せません。
嶋津くん何で帽子かぶってるんだろうって思ったけど、そういうことか、、😢
4年前の初出場の時に学友で応援行った頃を考えると、シード権もすごいけど、伝統校が多い中でタスキが10区まで繋がったことが感動だし、ぜひ最後まで頑張ってほしい🏃♂️#やるじゃん創価https://t.co/5kFbzxukD9
— ぐん (@415Gun) 2020年1月3日
さらに、進行性であるため失明の可能性もあるそうです。
練習でもできるだけ明るい場所を選んで走ったり、日が暮れたら校舎内の短い廊下を何百往復したりするなどの努力をされています。
小説家志望
嶋津選手は大学卒業後、実業団入りを希望していますが、もう一つ大きな夢があります。
それはライトノベルの作家になることです!
すでに男子高校生の陸上選手と異世界をテーマにした単行本250ページ相当の大作も書き上げています。
ペンネームはアイランズで、春には電撃小説大賞に応募する予定です。
過去に箱根駅伝を走ったこともある作家としては、漫画家ですが、『最終兵器彼女』などで有名な高橋しんさんがいますね。
高橋さんも箱根では嶋津選手と同じ10区を走っています。
個人的にはラノベもいいですが、ノンフィクションで自分を主人公にした物語も書いてほしいですね。
絶対に売れると思います!
潮出版社(創価学会系の出版社)あたり動いてくれないでしょうか?
まとめ
まだ2年生の嶋津選手。
今後の活躍が楽しみです。
もしかたら、来年の箱根駅伝には“現役ラノベ作家ランナー”として出場するかもしれませんね!