陸上

遠藤日向(住友電工)は学法石川出身のオリンピック日本代表候補!兄や結婚した嫁は?

住友電工遠藤日向選手。

遠藤選手5000mの室内日本記保持者です。

また、東京オリンピック日本代表の有力候補にも名前が挙げられています。

学法石川高校時代から“世代最強ランナー”として高校陸上界に君臨していました。

たいてい高校時代に中長距離で活躍していた選手は、箱根駅伝への出場を夢見て、関東大学進学する人が多いですね。

そんな中、遠藤選手高卒での実業団入りを選択しています。

どうして、箱根を目指さなかったんでしょうね?

今回はそのあたりについても調べてみました。

プロフィール

名前:遠藤 日向(えんどう ひゅうが)
生年月日:1998年8月5日
出身:福島県郡山市
身長:168cm
体重:54kg
経歴:郡山市立芳賀小学校→郡山市立郡山第四中学校→学校法人石川高等学校→住友電工

遠藤選手3学年上兄・遠藤清也さん1500m、5000mを中心に活躍している現役の陸上選手です。

学法石川高校を卒業後、山形県南陽市役所を経て、実業団のNDソフトアスリートクラブ3年間所属していました。

現在は母校コーチをしながら競技を続けています。

小中学時代

遠藤選手は、兄の影響を受け、小学4年生から陸上を始めました。

郡山第四中学校時代には鈴木貞喜先生の教えを受けています。

鈴木先生はかつて元マラソン日本記録保持者の藤田敦史さんを指導されていたこともある名コーチです。

遠藤選手は鈴木先生の指導の下、ぐんぐん記録を伸ばしていきます。

中学3年生の時には全日本中学校陸上競技選手権3000m優勝するなど世代を代表する選手へと成長していきました。

高校時代

中学卒業後は陸上の強豪・学法石川高校に進学。

高校の1学年上には東洋大学主将・相澤晃選手明治大学主将・阿部弘輝選手、日体大学・主将小松力歩選手らそうそうたるメンバーがおり、“黄金世代”と呼ばれていました。

遠藤選手はそれらの先輩たちにも引けを取らない活躍を続けます。

高校2年時3000m日本高校新記録を打ち立てると、高3ではさらに更新!

日本人高校生初となる7分台(7分59秒18)をマークしました。

5000mは高校記録更新こそならなかったものの、13分台史上最多7回を記録しています。

高校時代の主な記録としては

国体

高校1年時少年B(中3〜高1)3000m優勝!
高2、高3は、少年A(高2〜高3)5000m連覇!

インターハイ

5000mでは2年連続日本人1位!
3年時1500mで優勝!

国際大会

高校2年生の時に世界ユース出場(3000mで5位入賞)
高校3年生の時にはU20世界選手権出場

遠藤選手は高校3年生1月全国都道府県対抗男子駅伝に出場した際には、年末にインフルエンザにかかったことや故障明けだったこともあって、1区13位と振いませんでした。

本人の記憶によると競技会で同世代相手に負けたのは高校1年次の同大会以来だったそうです。

大学へ進学せず、住友電工へ就職

高校卒業後、遠藤選手は大学進学せず、住友電工へ入社しました。

実業団を選んだ理由について
「2020年の東京オリンピックは、(大学に進学していれば)大学4年で迎えることになりますが、オリンピックと箱根と2つを両立するのは自分には厳しい。駅伝に興味がないわけではありませんが、駅伝とオリンピックだったら、絶対にオリンピックに行きたい……」
とコメントされています。

箱根より、東京オリンピックを選んだんですね!

住友電工を選んだ理由については、早稲田大学監督時大迫傑選手・竹澤健介選手らオリンピックランナーを指導した実績を持つ渡辺康幸監督の存在が大きかったと言います。

実業団時代

実業団では入社1年目の日本選手権ではいきなり5000m2位に入ります。

また、2018年のニューイヤー駅伝では1区を担当。

服部弾馬選手(トーエネック)ら年上の選手に競り勝ち、高卒ルーキーながら区間賞を獲得しました。


さらに2019年の2月にはボストンで行われた室内大会「2019 David Hemery Valentine Invitational」では5000mで13分27秒81室内日本新記録を樹立しています。

結婚

まだ若い遠藤選手ですが、すでに20歳の時に結婚をされています。

スポーツ選手は早く結婚した方が競技に集中できる、と言いますからね。

奥さんについては一般人で詳しいことはわかりませんでしたが、ネット上では中学の頃から5年以上交際した相手との情報がありました。

まとめ

遠藤選手は5000m東京オリンピック出場を狙っています。

そして、その次のパリオリンピックではメダルを獲得する予定です。

これからの遠藤選手の活躍には注目ですね!