青山学院大学・陸上部の吉田祐也選手。
青山学院大学には3年生にも吉田圭太選手という「吉田」姓の選手がいますが、今回は4年生で陸上部長距離ブロックの副主将を務めている吉田祐也選手について!
吉田選手は青学大の原晋監督も認めるチーム一の練習の王!
ただし、これまで箱根駅伝への出場はありません。
そう書くと、努力しても報われない残念な選手のように思われるかもしれませんが、3年次の全日本大学駅伝では区間賞を獲得するなど結果も残してきている選手です。
大学4年の2020年はようやく箱根への出場もありそうです。
駅伝デビューの舞台で、これまで地道に積み上げてきたものをしっかりと披露し区間賞を獲った #吉田祐也 選手。「鬼塚選手が見えていましたが、なかなか抜ききれず苦しいレースでした。でも、いい流れを作れて圭太に渡す事ができ、結果的に区間賞、そして何より優勝できて良かったです」チーム #青トレ pic.twitter.com/yjtcDFmHNG
— 青トレ 青学駅伝チームのトレーニングメソッド公式 (@aotore_tokuma) 2018年11月4日
吉田祐也のプロフィール
名前:吉田 祐也(よしだ ゆうや)
生年月日:1997年4月23日
出身:埼玉県東松山市
身長:164cm
体重:74kg
経歴:埼玉県東松山市立東中学校→東京農業大学第三高校→青山学院大学
吉田祐也の小中学時代
吉田祐也選手がいつ頃から陸上を始めたのかは不明。
小学時代、中学時代ともに大会などで記録を残されていません。
吉田祐也の高校時代
高校は東農大三高校に進学。
東農大三高校は吉田祐也選手の地元・埼玉県東松山市にある私立の高校です。
陸上は強く、毎年インターハイに出場する選手を輩出しています。
吉田祐也選手は陸上部に所属していましたが、インターハイの出場経験はなく、全国高校駅伝大会の出場もありませんでした。
なかなか謎の多いミステリアスな選手ですね。
けっこう頑張って調べたんですけれども・・・・。
吉田祐也の大学時代
吉田祐也選手が注目されるようになったのは青山学院大学に進学してからです。
持ち前の負けん気を武器に、人一倍の努力を積み重ね、徐々に頭角を現していきました。
そして、3年次の11月に行われた全日本大学駅伝で大学三大駅伝(出雲駅伝、全日本大学駅伝、箱根駅伝)デビュー!
5区を任されると、いきなり区間賞を獲得する走りで、チームの優勝に貢献しました。
5区の区間賞をとった #吉田祐也 #青山学院大#全日本大学駅伝 pic.twitter.com/2y6dppMDJn
— 4years. (@4years_media) 2018年11月4日
ちなみにこの時、東海大学で5区を走っていたのは、吉田祐也選手と同学年で、高校時代から世代ナンバー1と言われてきた鬼塚翔太選手だったんですよね。
鬼塚選手に勝っての区間賞は価値がありますね!
その後、3年次の箱根駅伝への出場はなりませんでしたが、4年次にも全日本大学駅伝大会に出場。
この時も5区を任され、区間3位の成績を残しています。(チームは2位)
その他、個人競技でも大学3年次の9月に行われたインカレでは10000mで日本人トップとなる3位に入っています。
昨日行われました全日本インカレ10000mにおいて吉田祐也(3年)が3位、日本人トップに輝きました!
沢山の応援ありがとうございました! pic.twitter.com/ZGdMe1bJz4— 青学大陸上競技部(長距離ブロック) (@aogaku_rikujyou) 2018年9月7日
吉田祐也の進路
吉田祐也選手は大学卒業後、大手菓子メーカーのブルボンに入社されることが内定しています。
ブルボンには陸上部はありませんね。
現役引退ということでしょうか?
ブルボンと青山学院大学の陸上競技部はスポーツドリンク「WINGRAM(ウィングラム)」を共同開発したりするなど仲がいいですね。
おそらくそんな縁もあり、ブルボンへの入社を決意されたのではないでしょうか。
※追記 ブルボンに入社が内定していた吉田祐也選手でしたが、入社を辞退。
GMOアスリーツへ就職し、現役続行することが正式に決定しました。
理由としましては、日本陸連長距離・マラソン強化戦略プロジェクトの瀬古利彦リーダーや、住友電工の渡辺康幸監督らに競技継続を薦められたことが大きかったそうです。
やはり吉田祐也選手ほどのランナーが大学までで走るのを辞めるのはもったいなさすぎますよね。
吉田祐也のまとめ
これまで箱根駅伝への出場はなかった吉田選手ですが、2020年は出場の可能性が高いです!
これまでの努力をすべてぶつけて、悔いのない走りで有終の美を飾ってほしいですね。