箱根駅伝連覇を狙う東海大学の副主将・西川雄一朗選手。
2019年の箱根駅伝での3区を走り、区間7位の成績で優勝に貢献しました。
小柄な選手が多い駅伝選手の中にあって、西川選手は183.5cmの長身!
走っていても目立つ選手ですね。
1区を走り終えた東海大の #西川雄一朗(3年)です。#出雲駅伝2018 #出雲駅伝 pic.twitter.com/fgTunAyaNY
— 4years. (@4years_media) 2018年10月8日
プロフィール
名前:西川 雄一朗(にしかわ ゆういちろう)
生年月日:1997年10月10日
出身:兵庫県稲美町
身長:183.5cm
体重:61kg
経歴:稲美町立稲美北中学校→須磨学園→東海大学
高校時代
高校時代、西川選手は須磨学園に通っていました。
須磨学園は神戸市須磨区にある私立の駅伝強豪校です。
西川選手は3年生の時に全国高校駅伝に出場し、1区を走り、区間24位という成績を残しています。
この時の1区には關颯人選手(区間1位)、羽生拓矢選手(区間2位)、鬼塚翔太選手(区間4位)、阪口竜平選手(区間5位)と大学でチームメイトになる選手が出場していました。
このメンバーがそろって同じ大学に進むのですから、強いのも当然ですね!
大学時代
高校卒業後は東海大学へ進学します。
同姓同名
東海大学の2学年上には なんと“西川雄一朗”という西川選手と全く同じ名前の主務を務めている人物がいました。
ネットで「西川雄一朗」で検索すると、一番上にこの二人のツイッターが表示されます。
西川主務は熊本の九州学院出身で、現在は、SGホールディングスグループ陸上競技部のマネージャーをされています。
ついに入学してしまった。初のコラボW西川雄一朗。 pic.twitter.com/28A1rZposT
— 西川雄一朗 (@yuchun1228) 2016年4月2日
今年の駅伝では駒澤大学に中村大聖選手と中村大成選手という全く同じ読みの選手がいることで話題になっていますが、西川選手のように漢字まで同じだと区別するのが大変だったでしょうね。
大学では西川選手は大学3年生の出雲駅伝で大学三大駅伝(出雲駅伝、全日本大学駅伝、箱根駅伝)デビュー!
1区を走って、区間6位の成績を残しています。
東海大学の両角速監督は1区にそのシーズンで最も成長し、好調な選手を置く傾向にありますから、西川選手に対する期待の高さがうかがえましたね。
続く全日本大学駅伝でも1区を走り、区間4位。
そして、箱根駅伝では3区を走り、区間7位の成績で優勝に貢献しました。
副キャプテン
4年生からは副キャプテンとしてチームを支えます。
キャプテンの館澤亨次選手が故障で離脱している間も、副キャプテンとしてチームをまとめ、
両角監督から
「全員が西川のような意識だといいんだけどな」
と言われるほどでした。
4年生の出雲駅伝では、昨年に続いて1区を任され、区間4位(チームは4位)。
全日本大学駅伝では2区を走り、区間10位の成績で、16年ぶり2回目の優勝を達成しました。
阪神ファン
西川選手は熱烈な阪神ファンです。
自身のツイッターには陸上の話題以外は、阪神に関するつぶやきでいっぱいです。
6連勝での逆転クライマックスシリーズ進出。最高。久しぶりに震えた!
鳥谷のタテジマ姿、まだ見れる。。#とらほー#逆転CS#ぶち破れオレがヤル https://t.co/SiWGhZncAb— 西川 雄一朗 (@Nissyy1010) 2019年9月30日
球団記録2082安打。自由獲得枠でタイガースに来てくれて、メジャー挑戦も阪神で日本一を達成するために断念した。そんな生え抜き38歳のレジェンド鳥谷敬をスタメンで使うことなく今年代打中心で結果出んからって引退勧告する阪神タイガース。悲しすぎ。
CS決めて逆転日本一してくれ。— 西川 雄一朗 (@Nissyy1010) 2019年8月31日
箱根駅伝で優勝した時のインタビューでも
ご褒美は何がいい?という質問に対して
「阪神ファンなんで始球式したい」
と答えていました。
進路
西川選手は大学卒業後、住友電工に入社することが内定しています。
住友電工は西川選手の地元・関西にある名門チームです。
青山学院時代に箱根駅伝で活躍した田村和希選手や100m日本代表の多田修平選手らが所属しています。
まとめ
箱根駅伝2連覇を狙う東海大学ですが、エースでキャプテンの館澤亨次選手をはじめ怪我人が続出で、予断を許しません。
こういう時にこそ西川選手が中心となってチームを引っ張って、2年連続の優勝を果たしてほしいですね。