東洋大学の駅伝ランナー・渡邉奏太選手。
大学では1年生から主力として活躍していましたが、3年生の昨年は怪我の影響で大学三大駅伝には一つも出場することができませんでした。
しかし、4年生の今年は全日本大学駅伝で復活を果たし、大学最後の箱根駅伝に向けて調子を上げてきています。
全日本大学駅伝
東洋大学 1区
渡邉 奏太 選手
誰もが待ってました。
「ケガからの復活 さあ、怯まず前へ」 pic.twitter.com/oTGMjvQNRt— elina (@elina__tm) 2019年11月3日
プロフィール
名前:渡邉 奏太(わたなべ そうた)
生年月日:1998年3月8日
出身:静岡県富士市
身長:163cm
体重:51kg
経歴:富士市立広見小学校→富士市立岳陽中学校→静岡県立吉原工業高校→東洋大学
高校時代
中学までサッカーに熱中していた渡邉選手は、高校から本格的に陸上を始めました。
チームが弱かったため、駅伝での全国大会の出場はありませんでしたが、高校3年の2月に行われた日本選手権クロスカントリーのジュニア男子8kmで優勝するなど個人では活躍していました。
高校卒業後は東洋大学の酒井俊幸監督にスカウトされ同大学に進学します。
東洋大学を選んだ理由については、
「高校が弱い学校だったので、強い大学強いチームに憧れていたので、一番強い東洋大学を選びました」
とインタビューで答えています。
★出雲駅伝まであと11日★
東洋大学1年 渡邉奏太選手インタビュー!
今後のキーパーソンになりそうなルーキーです! pic.twitter.com/cUmHKmezln— フジテレビ陸上 (@fujitvrikujo) 2016年9月29日
大学時代
大学では1年次からいきなり出雲駅伝と全日本大学駅伝に出場します。
これは東洋大学では服部勇馬選手(現・トヨタ)以来の快挙でした。
しかし、結果は出雲駅伝が区間12位、全日本大学が区間7位と振るわず、1年次の箱根駅伝ではメンバー落ちをしてしました。
渡邉選手の箱根駅伝初出場は翌2018年でした。
7区を走り、区間3位の好成績を残しています。
【第94回箱根駅伝】
7区:大磯
渡邉奏太選手(東洋大) pic.twitter.com/v3h9akZfcj— なかやまけいすけ (@919_keisuke) 2018年1月3日
怪我・手術
3年次は夏に左足の甲を疲労骨折。
再び走れるようになったころ、今度は足首の健を痛め、手術を受けています。
そのため、3年次は大学三大駅伝には出場できませんでした。
その後、4年次の全日本大学駅伝で復活!
酒井俊幸監督も
「もっともっと主力で頑張ってほしいと思ってた選手だったので、ここで頑張ってほしい」
とレース前から期待を寄せていました。
渡邉選手はその期待に応えて1区を走り、トップと16秒差の区間6位という復帰戦としては、なかなかの成績を残しています。
全日本大学駅伝
1区 渡邉奏太選手 pic.twitter.com/8qkVcI5Zrs— 青猫 (@runrun_aoneco) 2019年11月4日
進路
気になる渡邉選手の大学卒業後の進路ですが、実業団のサンベルクスへの入社が決まっています。
サンベルクスは地方に住んでいる人には聞きなれない名前かもしれませんね。
東京中心に店舗を構えているスーパーです。
渡邉選手がどこの店舗で働くかは決まっていませんが、売り場に立つこともあるでしょう。
イケメンで人気も高い渡邉選手ですから、ファンが会いに来たりするかもしれませんね。
まとめ
最近の東洋大学は惜しいところまで行くけれども、優勝にはあと一歩届かないというレースが多いですね。
そのあと1歩の差を埋めるのが渡邉奏太選手だと思います。
大学最後の箱根駅伝では最高の走りを見せて、優勝を果たしてほしいですね。