立命館大学のドラフト候補・有村大誠投手。
秀岳館高校時代にはエースとして春夏連続でベスト4を達成している本格派のピッチャーです。
そんな有村投手ですが、中学時代はなんと公式戦登板0の控え投手でした。
それがここまでのピッチャーに成長するなんて感慨深いですね!
今回は2020年ドラフト(個人的に)大注目の有村大誠投手についてまとめてみました。
有村大誠 立命館大3年
Max151㌔のストレートにスライダーをはじめとした多彩な変化球が武器の右腕。秀岳館では2年秋から背番号1を背負い、3年春夏連続で甲子園ベスト4。立命館大では2年秋に最優秀防御率を獲得すると、この春は先発2番手としてリーグ制覇に貢献した。#本日の選手紹介 pic.twitter.com/C53qcTJAzf— ぶるーたす (@bluamabase) 2019年5月31日
プロフィール
名前:有村 大誠(ありむら たいせい)
生年月日:1997年11月29日
出身:大阪府枚方市
身長:185cm
体重:88kg
投打:右投げ右打ち
ポジション:ピッチャー
経歴:枚方市立津田小学校→枚方市立津田中学校→秀岳館高校→立命館大学
小中学時代
有村投手は小学生から軟式野球を始めました。
中学時代は、名門・オール枚方ボーイズでプレー。
名将・鍛治舎巧監督の下、九鬼隆平選手(現・ソフトバンク)らとともに全国5冠を達成しています。
ただし、有村投手はベンチ入りすらもできない控え投手。
中学時代の公式登板0でした。
中学卒業後は鍛治舎監督が監督に就任した熊本の秀岳館高校に進学しました。
高校時代
有村投手の高校入学当初の最速は118km/hほどでした。
それでも、秀岳館の1日2000gのお米を食べる食育と地道なトレーニングを続け、球速は140km/h台に到達!
2年秋の新チームからはエースの座を獲得します。
2年秋の熊本県大会、九州大会で優勝を達成!
翌3年春のセンバツでは3試合に登板します。
自己最速の144km/hをマークし、14回2/3を投げ、3失点(自責点1)の活躍でベスト4入りに貢献しました。
第88回選抜高校野球大会
2016.03.23秀岳館 有村大誠くん pic.twitter.com/60enJ43lLs
— いっしー (@reiro_26) 2016年3月29日
甲子園には熊本県大会を制して、3年夏にも出場。
この時はリリーフとして3試合3回1/3を投げ、0失点で春夏連続のベスト4を果たしています。
高校の同期のチームメイトに九鬼隆平選手、原田拓実選手(現・JR西日本)、松尾大河選手(現・琉球ブルーオーシャンズ)らがいました。
大学時代
高校卒業後は立命館大学に進学。
大学では2年春のリーグ戦から登板します。
2年秋のリーグ戦終盤から先発の座をつかみ、防御率0.68の好成績で防御率リーグ1位に輝きました。
全国大会には2年春と3年春の全日本選手権に出場。
リリーフで2試合に登板しましたが、0勝1敗、防御率9.00と結果を残せませんでした。
プレースタイル
有村投手は身長185cm体重88kgの恵まれた体格を持つ本格派のピッチャーです。
ストレートの大学3年の春に記録した最速151km/h。
高校までは振りかぶって投げていましたが、大学では常にセットポジションからの投球に代わっていますね。
これにより、コントロールに安定感が生まれてきています。
変化球はスライダー、カーブ、フォーク、チェンジアップなど。
まとめ
中学時代控え投手だった有村選手は高校で急成長を遂げ、大学でもさらに成長を見せています。
2020年はエースとしての活躍を見せて、ドラフト上位でプロ入りを果たしてほしいですね。