令和初の箱根駅伝での優勝を狙う駒澤大学。
その駒澤大学で2年連続でエース区間である2区を任されているのが山下一貴選手です。
3年次の箱根駅伝ではタスキリレーでのトラブルに見舞われましたが、大学最後の箱根駅伝ではやってくれるはず!
4位に入った #駒大 のアンカー #山下一貴#全日本大学駅伝 pic.twitter.com/5dQ6P8ug7z
— 4years. (@4years_media) 2018年11月4日
プロフィール
名前:山下一貴(やました いちたか)
生年月日:1997年7月29日
出身:長崎県長崎市
身長:171cm
体重:54kg
経歴:長崎市立滑石中学校→瓊浦高校→駒澤大学
高校時代
中学生から陸上を始めた山下選手は、高校は地元の瓊浦高校に進学します。
瓊浦(けいほ)高校はスポーツの盛んな私立の高校です。
主な卒業生には元プロ野球選手の下柳剛さんやプロレスラーの大仁田厚さん(中退)などがいます。
山下選手は高校では全国高校駅伝に出場している他、個人でも3年次の織田記念陸上の西日本ジュニアの部5000mBで優勝を果たしています。
大学時代
高校卒業後は駒澤大学に進学。
2年生の全日本大学駅伝で3大駅伝デビュー!
最終8区を任され、区間7位の成績を収めています。
初出場となった2年次の箱根駅伝では各大学のエースが集まる2区に抜擢され、区間13位の結果を残しました。
タスキリレーでトラブル
箱根駅伝では3年次も2区を任されました。
しかし、その時にとんでもないトラブルが!
1区を走った片西景選手(現・JR東日本)が中継所に到着しましたが、なんと中継所に次走者の山下選手がいなかったんです。
駒澤大学の片西くんが1位の東洋と9秒差で来たのに
役員のミスなのか分からないけど2区の山下くんがまだ出てきてなくて
ずっと探してて結局12秒後に渡せた、、💧その1秒を必死に粘って頑張ったのにそこで12秒もロスしちゃったのがすごく心痛い
今後こういうことがないように願います🙏🙏 pic.twitter.com/rFHKTUTOVM— H a n a (@hana_ekiden) 2019年1月2日
このトラブルについて山下選手は
「あれは完全に自分が悪いです。テントで中継を見ていて、数秒タイムラグがあったのにも気づいてなくて……」
「片西さんの顔が怖かった」
と語っています。
それでも走りそのものは冷静で
「走り出したらすぐ後ろに土方(英和、國學院4年)がいて、その時同じぐらいの実力だったから一緒に行けば大丈夫という気持ちでいきました」
と、区間9位というまずまずの結果を残しています。
大学の同期のチームメイトには“Wなかむらたいせい”こと中村大聖選手と中村大成選手がいます。
中村大成選手についてはこちらを→中村大成(駒澤大)は同姓同名で話題の駅伝ランナー!進路は富士通!
イチタカスマイル
山下選手といえば、“イチタカスマイル”と呼ばれる笑顔がトレードマーク。
イチタカスマイル pic.twitter.com/tUmXlDhXod
— maybe…🍡 (@pistachionopan) 2019年1月20日
2部男子ハーフマラソン
山下一貴(駒大)
国川恭朗(麗澤大)この時この二人どんなやり取りしてたんだw?
2枚目が素晴らしいイチタカスマイルなだけに気になる。#関東インカレ pic.twitter.com/hZNj3YGc9T
— ハイテンコーギー (@TFEsaifami) 2019年5月28日
レースの最中にこれだけ笑顔を見せれるのはすごいですね。
よほど走るのが好きなんでしょうね!
進路
山下選手の大学卒業後の進路ですが、MHPS(三菱日立パワーシステムズ)への入社が内定しています。
MHPSは山下選手の地元・長崎にある実業団チームですね。
ニューイヤー駅伝の常連チームです。
山下選手と同じ長崎県出身で2018年ジャカルタアジア競技大会金メダリストの井上大仁選手や、山梨学院時代に箱根駅伝で活躍したエノック・オムワンバ選手らが在籍しています。
まとめ
大学での目標として「1回ぐらいは区間賞がほしい」とインタビューに答えている山下選手。
大学最後の箱根駅伝では区間賞を獲って、最高の“イチタカスマイル”を見せてほしいですね。