星槎道都大学のドラフト候補・河村説人投手。
192cmの長身から最速150km/hの速球を投げ込む本格派のピッチャーです。
高校時代から甲子園に出場するなど注目されていた河村投手ですが、卒業後は故障や大学中退など紆余曲折を経験しました。
それでも、再入学した星槎道都大学で再び輝きを獲り戻し、大学日本代表候補に選ばれるまでになっています。
※追記 2020年千葉ロッテドラフト4位!
河村 説人(星槎道都大) pic.twitter.com/aEUeN0GNTQ
— ちなハム (@nhfdraftpro) 2019年8月25日
プロフィール
名前:河村 説人(かわむら ときと)
生年月日:1997年6月18日
出身:北海道むかわ町
身長:192cm
体重:87kg
投打:右投げ右打ち
ポジション:ピッチャー
家族:両親と兄、姉。
経歴:むかわ町立鵡川中央小学校→むかわ町立鵡川中学校→白樺学園→亜細亜大学(中退)→星槎道都大学
小中学時代
河村投手は小学3年生から鵡川ジュニアファイターズで野球を始めました。
中学時代は軟式野球部に所属。
中学3年生の時には北海道選抜に選ばれています。
高校時代
中学卒業後は白樺学園に進学。
白樺学園は近年力を付けてきている私立の高校ですね。
今年も(2019年)片山楽生投手らを擁して秋の北海道大会で優勝しており、来年のセンバツ出場を確実なものとしています。
河村投手は高校では1年秋の北海道大会で公式戦デビュー。
3年春からエースナンバーの背番号1を付けます。
3年夏の北北海道大会では中野祐一郎投手(現・法政大学)との二枚看板を形成し、4年ぶり優勝を達成しました。
続く甲子園では1回戦の下関商業戦に先発。
しかし、5回3失点と振るわず、チームも延長11回の末、3対4でサヨナラ負けを喫しています。
大学時代
亜細亜大学中退
高校卒業後は亜細亜大学に進学します。
しかし、右肩を痛めていたこともあり、練習試合すら登板がないまま
「環境を変えたかった」
と1年夏に退学。
退学後は母校・白樺学園の寮に住みながら、後輩たちと練習し、翌2017年春に星槎道都大学に再入学しました。
星槎道都大学時代
再入学1年目は規定により1年間は試合に出場できませんでした。
2年春のリーグ戦からリリーフとして登板。
3年秋にはエース格として、3勝0敗、防御率1.53の好成績を収めています。
この活躍により、3年の11月には、2020年6月に行われるハーレム・ベースボールウイークに向けた大学日本代表候補合宿に初選出されました。
プレースタイル
河村投手は身長192cmの大型ピッチャーです。
ノーワインアップから最速150km/hの角度あるストレートを投げ込みます。
本人も
「武器は他の投手より角度あるところから投げられる直球」
とストレートには自信を持っています。
変化球はスライダー、フォークボール、カーブなど。
まとめ
2019年末に選ばれた大学日本代表候補メンバーには、河村投手と同じく駒大を中退して、北海道にやってきた伊藤大海投手(苫小牧駒澤大)や、日本代表の4番候補の赤尾光祐選手(東海大札幌キャンパス)らがおり、2020年の大学野球は例年以上に北海道が注目を集めそうです。
すでに大卒でのプロ入りを志望している河村投手には、リーグ戦でも代表でも今年以上の活躍をも見せて、ドラフト上位でプロ入りを果たしてほしいですね。
伊藤大海投手についてはこちらを→伊藤大海(苫小牧駒澤大)は2020年ドラフト1位候補!駒大中退の理由は?