上武大学のドラフト候補・古川裕大選手。
強肩強打に加えて、俊足という非の打ち所がないキャッチャーです。
2020年ドラフト候補のキャッチャー中で、唯一3年生から大学日本代表に選ばれており、早くも大学ナンバー1キャッチャーとの呼び声も高い選手です。
2018.03.02(金)関東学院大学G
関東学院大学 対 上武大学
上武大学 古川裕大選手4番キャッチャーでフル出場
9回にはタイムリーを放ちました#大学野球#上武大学#古川裕大 pic.twitter.com/FEGRdEayAT— hikaru230821 (@hikaru20110821) 2018年3月2日
プロフィール
名前:古川 裕大(ふるかわ ゆうだい)
生年月日:1998年6月19日
出身:福岡県八女市
身長:182cm
体重:86kg
投打:右投げ左打ち
ポジション:キャッチャー
経歴:八女市立長峰小学校→八女市立福島中学校→久留米商業高校→上武大学
小中学時代
古川選手は父の影響で7歳から長峰クラブで野球を始めました。
小学4年生からキャッチャーを始めます。
中学時代は久留米ボーイズに所属。
中学3年夏にはクラブチーム日本一を争うジャイアンツカップに出場しました。(一回戦敗退)
また、11月にはU-15日本代表に選ばれ、藤平尚真投手(現・楽天)や五十幡亮汰選手(現・中央大)らとともにU-15アジアチャレンジマッチ2013に出場。
この時は一塁手としてプレーし、優勝に貢献しました。
高校時代
中学卒業後は、久留米商業に進学。
1年秋からキャッチャーのレギュラーの座を獲得すると、1年秋の福岡県大会ではベスト8に入っています。
2年夏の福岡県大会では全4試合に5番・キャッチャーで出場し、5回戦敗退。
2年秋以降の福岡県大会では、2年秋、3年春、夏といずれも2回戦敗退で終え、甲子園とは縁がありませんでした。
大学時代
高校卒業後は、鳥巣誉議選手(現・JFE東日本)ら久留米商業の先輩がいる上武大学へ進学します。
上武大学には2学年上に吉田高彰選手(現・セガサミー)という大学日本代表に選ばれるほどのキャッチャーがいたため、まずはバッティングを活かし、DH(指名打者)のレギュラーを獲得。
2年春のリーグ戦では、56打数16安打13打点、打率.285、ホームラン2本の活躍でベストナイン(DH)を受賞しました。
吉田選手が卒業した3年春から正捕手としてチームを引っ張ります。
3年春のリーグ戦では41打数17安打13打点、打率.415、ホームラン5本の活躍で、本塁打王と打点王とベストナイン(捕手)を獲得。
3年秋には31打数14安打8打点、打率.452、ホームラン3本の成績で首位打者のタイトルを獲得しています。
プレースタイル
古川選手は身長182cm体重86kgの恵まれた体格を持つ強打のキャッチャーです。
逆方向にも長打を打てる技術とパワーの持ち主で、大学では下級生から中軸を任されています。
二塁送球タイム1.8秒台の強肩。
また足も速く、3年春の大学選手権でスリーベースを打った際には、三塁到達タイム11秒86を記録しています。(11秒台前半でプロトップクラス)
巨人ファン
古川選手はU-15日本代表に選ばれた時のプロフィールで、好きな球団に読売、好きな選手に坂本勇人選手を挙げています。
最近でも
「引退された巨人の阿部選手みたいに、打てる捕手になりたい」
とインタビューに答えていました。
また、巨人の方も、
「来年の候補に入ってくる捕手。もう3回くらい見ているけれど、いつも本塁打を打っている。長打力はすごい」2019/10/28内田スカウト
と高い評価を与えています。
まとめ
相思相愛の仲の古川選手と巨人ですが、古川選手クラスになると他球団も黙っていません。
巨人が古川選手を確実に獲得するには、ドラフト上位で指名する必要があります。
2020年のドラフトで巨人が古川選手を1位で指名する可能性も十分あり得ると思いますね!