東北楽天からドラフト4位で指名された都城東高校の武藤敦貴選手。
スカウトが “将来イチロー選手タイプになれる”という俊足好打の外野手です。
高校時代はピッチャーと外野手の二刀流として活躍していましたが、プロでは外野手一本でプレーするみたいですね。
甲子園出場経験はありませんが、かなり期待されている選手のようです。
早速、武藤選手についてくわしく調べてみました。
プロフィール
名前:武藤 敦貴(むとう あつき)
生年月日:2001年6月15日
出身:福岡県北九州市
身長:178cm
体重:73kg
投打:左投げ左打ち
ポジション:外野手
経歴:北九州市立本城中学校→都城東高校
中学時代
中学時代、武藤選手はフレッシュリーグの若松ダイナマイトでプレー。
中学卒業後は宮崎県にある都城東高校に進学します。
高校時代
高校では1年春から控えとしてベンチ入り。
1年夏の宮崎県大会では、初戦の延岡工業高校戦に3番・レフトで出場しましたが、3打数0安打に抑えられ、チームも0対6で敗れています。
1年秋からは4番・エースとして活躍!
1年秋の宮崎県大会で4位となり、九州大会に進むと、熊本代表の九州学院相手に8回まで2安打無失点の好投!
9回に2点を失ったものの3対2完投で、創部初の九州大会での勝利に貢献しました。
2年夏の宮崎県大会には3番・ピッチャーで出場。
2試合連続ホームランを放つなど、どちらかというと打者として活躍し、ベスト8入りを果たします。
椎間板ヘルニア
その後、2年生の冬には椎間板ヘルニアと診断され、約2カ月、投球練習ができませんでした。
「だったら打撃で貢献しよう」
と野手へと重きを置いていきます。
3年夏の宮崎県大会には背番号8を付けて出場し、15打数6安打2打点、打率.400、1本塁打の活躍でベスト4入りを果たしました。
3年秋にプロ野球志望届を提出。
東北楽天イーグルスから4位で指名を受けています。
ドラフト直後の会見では
「(楽天は)明るくて、みんなで野球に取り組んでいるイメージ。1軍でフル出場できるような魅力のある選手になりたい」
と抱負を語っています。
プレースタイル
武藤選手は走・攻・守の3拍子揃った外野手です。
高校生トップクラスのスイングスピードの持ち主で、高校通算20本以上のホームランを記録。
ピッチャーとしても最速142km/hを投げます。
変化球はスライダー、カーブ、チェンジアップなど。
遠投110m。
50m6秒1。
スカウトの評価
東北楽天・大久保スカウト
「将来イチロー選手タイプになれるような、三拍子揃った、特に打撃力に特徴のある外野手。数年後には、先頭を切って楽天イーグルスの次のレギュラーになれる選手です」
まとめ
武藤選手は高卒ということで一軍でプレーするのは2、3年後になるかもしれませんが、その間、じっくり体を作って、将来は東北楽天の未来を担うような選手になってほしいですね!