富士大学のドラフト候補・吉田開選手。
東北の名門大学で4番を打つ強打の外野手です。
すでにプロ志望届を提出済で、大学卒業後のプロ入りを目指しています。
また、吉田選手はイケメンとしても有名です!
プロでも人気を集めそうな選手ですね。
プロフィール
名前:吉田 開(よしだ かい)
生年月日:1997年12月4日
出身:福島県須賀川市
身長:178cm
体重:83kg
投打:右投げ左打ち
ポジション:外野手
経歴:須賀川市立大東小学校→須賀川市立大東中学校→専修大学北上高校
小中学時代
吉田選手は小学4年生から野球を始めました。
中学時代は「須賀川シニア」に所属。
ピッチャー兼外野手としてプレーしていました。
高校時代
中学卒業後は、専大北上高校に進学。
高校では入学直後の1年春からセンターのレギュラーを獲得します。
1年夏の福島県大会ではクリーンナップを任され、8打数2安打2打点、2本のヒットはいずれもホームランという成績を残しました。
2年夏の福島県大会では4番センターで出場し、準決勝敗退。
3年夏の福島県大会には3番センターで出場。
優勝した花巻東と準決勝で対戦し、1対6で敗れています。
高校通算54本塁打を放ち、三拍子そろった外野手として、巨人や中日などから注目されていた吉田選手でしたが、
高校卒業時にプロ志望届を提出せず、富士大学へと進学しました。
大学時代
大学では2年春からDHとしてリーグ戦に出場。
3年秋のリーグ戦では、34打数11安打10打点、2本塁打の活躍で、打点王とベストナインのタイトルを獲得しています。
4年春のリーグ戦からは4番・センターで出場。
31打数10安打7打点、1本塁打の成績を残しています。
プレースタイル
吉田選手は、走・攻・守の三拍子揃ったプロ注目の外野手です。
高校通算54本塁打の長打力が魅力。
大学に入ってからは、打率を残そうとする意識が強すぎて、振りが小さくなっていた時期もありましたが、
3年生のオフに富士大学の豊田圭史監督から
「(意識を)打率か長打か、どちらかにしろ」
と迫られ、
「安打がほしい思いが強くて(振りが)小さくなっていた。たとえ1安打でもそれが長打で、打点がつけば最高」
と考えを改め、本来のスイングを取り戻しました。
その結果、4年秋のリーグ戦では2試合連続のホームランを放っています。
スカウトの評価
巨人・榑松スカウト
「肩、足、体の力、素材は面白い。スイングスピードもあるし、現時点では十分」
まとめ
吉田選手の所属する富士大学といえば、OBに山川穂高選手(西武・2013年ドラフト2位)、外崎修汰選手(西武・2014年ドラフト3位)、多和田真三郎投手(西武・2015年ドラフト1位)、佐藤龍世選手(西武・2018年ドラフト7位)らがおり、西武ライオンズと縁が深いチームです。
FA移籍がささやかれる秋山翔吾選手の後釜として、吉田選手はぴったりの選手ですので、きっと西武は吉田選手を狙っているはず!
ただ、高校時代から注目していた巨人や中日、地元・東北楽天なども指名候補に入れているはずですから、すんなり西武入りとなるかはわかりません。
秋のドラフトの結果が楽しみですね!